以前、建築士の資格取得支援を行う会社で法人営業として働いていました。受講生一人ひとりの目標達成に寄り添い、合格まで伴走する仕事には大きなやりがいを感じていましたが、二級建築士を取得したことをきっかけに、自分自身も“つくる側”として空間づくりに携わりたいという想いが強くなりました。
数ある選択肢の中で内装設計の道を選んだのは、建物そのものよりも「人が過ごす空間」に魅力を感じたからです。照明の当たり方や壁材の質感、什器の配置ひとつで、空間の印象や居心地は大きく変わります。ただ形をつくるのではなく、細部までこだわることで、人の感情や行動に影響を与えられる——そんな“心を動かす仕事”に強く惹かれました。
就職活動では、仕事内容と同じくらい「社内の雰囲気」を重視していました。この会社の面接では、面接官の方が緊張している私に笑顔で話しかけてくださり、自然とリラックスして話すことができました。一方で、事業内容や仕事の進め方について質問した際には、一転して真剣な表情で丁寧に説明してくださり、仕事に対する誠実な姿勢が強く伝わってきました。
そのギャップに触れたとき、「温かい雰囲気の中で、真摯に仕事に向き合える環境だ」と感じ、この会社で挑戦したいと心から思い、入社を決意しました。
私はチームの中で内装設計を担当しています。施工会社における設計業務では、クライアントやデザイナーから共有される資料や図面をもとに、基本設計から実施設計まで一貫して行います。意図を正確に汲み取りながら、現場で実現可能な形へと落とし込んでいくことが求められる仕事です。
入社当初は、40代の先輩設計士が2名在籍しており、分からないことがあればすぐに手を止めて丁寧に教えていただける環境でした。質問しやすい雰囲気があり、チーム全体でも自然と助け合う文化が根付いているため、不安を抱えたまま業務を進めることはありませんでした。新人時代でも無理な長時間残業をすることはほとんどなく、安心して仕事に取り組むことができたと感じています。
また、明確なマニュアルがない分、設計の進め方には裁量があり、自分で考えながら取り組める点もこの仕事の魅力です。最初は先輩のサポートを受けながら進めていた図面も、次第に一人で描けるようになり、「できることが増えている」と実感できたときには大きなやりがいを感じました。
日々の業務の中で少しずつ経験を積み重ね、自分の成長が形として見えることが、次の挑戦へのモチベーションにつながっています。
【資格取得サポートについて】私は入社初年度に一級建築士試験に合格しました。会社には資格取得を後押しする制度があり、資格学校の受講費用や受験費用を全額負担していただきました。さらに試験直前には特別休暇として3日間の休みをいただき、集中してラストスパートをかけることができました。
日々の業務と勉強の両立は決して簡単ではありませんでしたが、このようなサポート体制があったからこそ、安心して挑戦することができたと感じています。社員の成長を会社全体で支えてくれる環境は、この会社の大きな魅力のひとつです。
【やりがい】内装設計の仕事は、自分が関わった空間が実際に形となり、多くの人に利用される点に大きなやりがいがあります。細部まで考え抜いた設計が、使いやすさや居心地の良さにつながり、空間の価値を高めていく。そのプロセスに携われることに魅力を感じています。
一方で、内装設計は資格がなくても始められる仕事だからこそ、知識や経験によって仕上がりに差が出やすい分野でもあります。だからこそ、自分の設計に責任を持つ意識が非常に重要だと日々感じています。
【今後の目標】今後は、一級建築士としての知識と経験を活かし、安全性や機能性をしっかりと担保した設計ができるようになりたいと考えています。単にデザイン性だけでなく、「この人に任せれば安心」と思っていただける存在になることが目標です。
クライアントの期待に応えるだけでなく、その先の利用者にとっても価値のある空間を提供できる設計士を目指し、これからも学び続けていきたいと思います。
2本指で広げると拡大できます
休日は商業施設や展示会に足を運び、空間構成や素材の使い方、細部の納まりなどを意識しながら見て回ることが多いです。実際に自分の目で見て体験することで、新しい発見があり、設計の引き出しを増やすことにつながっています。
また、自身が設計に関わった店舗やPOP UPには、できる限り足を運ぶようにしています。利用者の視点で空間を体験することで、設計しているときには気づかなかった改善点や新たな視点を得ることができ、次の仕事にも活かしています。
一方で、完全にリフレッシュする時間も大切にしており、趣味の野球観戦にも年に数回行っています。試合観戦はもちろん、会場でのイベントやグルメも楽しみのひとつです。観客同士で一体となって応援するあの雰囲気は、日常ではなかなか味わえない高揚感があり、良い気分転換になっています(笑)。
オンとオフのバランスを大切にしながら、日々の経験を仕事にも還元していきたいと考えています。
当社の設計監理職は、商業施設やオフィスに加え、イベントや展示会など、多様な空間づくりにおいて、上流から現場まで一貫して関わるポジションです。案件数は年々増加しており、幅広い分野で経験を積める環境が整っています。
一方で、私の所属している内装セクションは立ち上がって間もなく、これからさらに成長していくフェーズにあります。そのため、設計・営業・デザイン・製作が一体となり、職種の垣根を越えてプロジェクトを進めていく風土があります。設計監理としても、図面作成にとどまらず、関係者と密にコミュニケーションを取りながら、「どのようにすればより良い空間を実現できるか」を主体的に考え続けることが求められます。
また、年次や役職に関係なく意見を発信しやすく、困ったときにはすぐに相談できる環境があります。お互いの強みを活かしながら成長していける点も、この仕事の大きな魅力です。
まだ完成された組織ではないからこそ、自分の考えやアイデアがダイレクトに反映される面白さがあります。「会社と共に成長したい」「主体的に価値を生み出したい」という想いをお持ちの方にとって、やりがいを実感できる環境です。
私たちと一緒に、“想像を超える空間”を実現しながら、これからの会社を共に創っていきませんか。あなたの想いを、空間づくりというかたちで活かしてみませんか。